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喪中はがきの歴史

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喪中はがきは、あまり古い風習ではありません。
近親者が亡くなった際に一定期間喪服を着用して故人の冥福をお祈りして、
慎ましく生活する期間を喪中つまりは喪に服する期間を指します。

    年賀欠礼の始まり

喪中はがきは年賀状の欠礼を伝える挨拶状だ。
喪中はがきの風習は郵便で年始の挨拶を行う年賀状が風習として
定着した明治15年頃より生まれた風習だ。もともとこの時代に喪中はがき
明治三十一年の英昭皇太后の大喪に対し年賀欠礼の書状が散見されたことから
年賀欠礼挨拶状のはじまりだといわれています。

    喪中はがきの風習化

明治時代の喪中はがきは皇室の大喪に対し官史などが出したものでしたが、
それが次第に官史以外の階層にも広まって、皇室の大喪だけではなく、個人の喪中のための
喪中はがきが大正時代には年間、徐々に階層が広まり昭和初期には風習したそうです。
そして、戦後お年玉つき年賀はがきの爆発的なヒットしたことにより
年賀状の風習が一般家庭に広がりました。
これにより喪中はがきも一般家庭に広く普及して現在に至りました。